砂丘を大別すると、 二つ山(110m)から東側を海土砂丘とよび、二つ山から 一般に鳥取砂丘と言えば、たいてい浜坂砂丘をさし、 いろいろな観光施設もここに集中している。 砂丘の砂はやや赤味を帯びた白砂で、その感触は柔らかである。従って、日本海から吹きつける風でいろいろな 風紋をつくりあげ、また、凹状の 擂鉢の大きなものは30mにも達し、直径は数百mにもおよぶものがあり、まるで噴火口のような趣きがある。 そして、その底部からは清水を湧き出しているため、あたかも砂漠のオアシスの観がある。 県別シリーズ31鳥取県 郷土資料辞典 -観光と旅- (人文社) より抜粋 |